亀頭包皮炎の治療
亀頭に細菌が繁殖している場合には抗生物質を塗布し、真菌(カンジダなど)が繁殖している場合には抗真菌薬を塗布します。
アレルギーによって炎症が起きている場合には、ステロイド剤や抗アレルギー薬を塗布します。
自己判断で市販薬を使用すると、かえって症状が悪化してしまう事がありますので、病院で適切な治療を受けるようにしましょう。
感染症はなかなか治りにくいものですが、辛抱強く治療を続けているうちに、少しずつ痒みが軽くなり包皮が正常に戻っていきます。
治療中の性行為は、亀頭や包皮が傷付いたり、細菌や真菌が侵入しやすくなりますので、症状が悪化する事があります。
そのため、治療中の性行為は控え、清潔な下着を身に着けておくように心がけましょう。
性器を石鹸やボディーソープで洗いすぎると、包皮が余計に傷付いたり、悪玉菌をやっつける善玉菌が駆逐され、体の常在菌バランスが崩れてしまい、なかなか治らない事もあります。
そのため、入浴時に洗い過ぎないように注意する事も大切です。